ビスケット・フランケンシュタイン

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ビスケがつらつらと語りまくる学術的見識が面白いなぁ。
下手な常識に捕らわれず、生物本来の姿を起点に考えてるのが新鮮で感心した。
同性愛は世界を救うとかは極端だがw


「生きる=目的を持つ」というテーマも特殊な存在であるビスケを通して面白く書けていたな。
ストーリーはなんでもないけど、退廃していく世界観と異質なキャラの語りで、
なんか不思議な感じがするイイ作品だった。


・ビスケは、己にひとつの『目的』を、『物語』を課した。
 それを果たすことが、生きる活力となり、理由となった。

・「六十兆までなら、助けられます!」