火目の巫女 1巻

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ネットでの評価が微妙だったのでずっと保留にしてた作品だったが、かなり面白かった。
キャラや情景の丁寧な描写が素晴らしいな。世界観に浸れる感覚があって、読むのが楽しかった。


ヒロインがツンデレ・おっとり・ロリと実にテンプレなラインナップだが、
三者それぞれの火目候補としての生い立ちが、キャラを生かしているな。
てか内2人が退場とか勿体ねえー。どちらも凄惨な結末。
その大元である火目式の真実や混血の歴史など、設定がオイシイなぁ。


・「……あれを、殺せる、の?わたしが」
 豊日は少し悲しそうな目をした。「お前様なら、できよう」
・「鳴箭ありッ」 「鳴箭ありッ」 「鳴箭ありッ」