円環少女 6巻

戦後の学生運動なんていう完全需要無視の独自路線。
つまらないわけではないのだが、読むのに毎回体力がいるよ。


にしても能力設定の深さがすげぇよ。強みや弱点、それらに即した戦術が面白すぎる。
そのことを仁にレッスンしてくれる王子護先生がまた最高。
現実的な考え方やカナ混じりの喋り方がたまらんし、今回負けた去り際とかカッコよすぎる。


全体通してこの作品の内容の奥深さは異常だな。
再演魔術を中心としてこれからどう物語が展開されるか。
この主軸は順調に面白いので、
サブ内容(今回で言うなら核爆弾)をいろんな意味でもう少し読みやすくしてくれれば…。