乙一作品はこれが初めて。小説という形態のせいもあって、ミステリーチックな展開。
ジョジョっぽさが薄れてしまっているがやむなしか。
話自体は十分面白い。ビルの間に1年間とか発想が面白すぎる。
戦闘素晴らしかった。先を読み相手の上を行こうとする戦い方はまさにジョジョ。
特に億泰の賢さには感動した。バカだけど学ぶところは学んでるからなぁ。
描写にはないがヘブンズドアーの経験が明らかに生きているしw
パンを何枚、柔らかく、ボヨ〜ンなど、随所にジョジョネタを散りばめている辺り笑える。
なんにしろ乙一のジョジョ愛が感じられる良い作品だった。